当院では、発熱やその他のお風邪症状のある方(保険診療)と無症状の方(自費診療)のどちらの方にも検査を実施しております。院内では感染防御を万全にしたうえで、ほかの患者様と重ならないように、時間的空間的分離を行って診療しているため、安心してご受診いただけます。検査は、お電話で診察予約を入れていただくかたちとなります。ご不明の点については事前にお問い合わせ下さい。
※PCR検査が保険適応になるかどうかは、医師の診察によりコロナウイルス感染症の可能性があると判断された場合には保険適用となります。
陰性証明書文書作成料
1,500円追加
注意事項
1.PCR検査は、いま新型コロナウイルスに感染しているかどうか調べるための、現状利用できるものとしては最も精度の高い検査です。
2.しかしながら、PCR検査においても本当は感染しているのに陰性の結果が出ることがあります。そのため、結果が出た後も症状や経過に注意し、偽陰性の可能性が高い場合は再検査を行うなど、慎重に判断をする必要があります。
3.検査結果は医師により、原則お電話にてご説明します。その際に経過をお伺いし、その後の対処方針について併せてご説明しております。
4.新型コロナウイルス感染症と診断された場合には、感染症法に基づき、保健所への届け出を行います。その後は保健所の指示を待っていただくことになります。
5.抗原検査は、検査キットの在庫状況により検査可能な場合がございます。詳細はお電話にてお問い合わせ下さい。
抗体検査とは
抗体は、病原微生物が感染した際に、人間がそれに抵抗するために作るたんぱく質のことです。その病原体に生まれて初めて感染した際に作られるか、あるいはワクチンなどで作られます。新型コロナウイルスに関する抗体は数種類の測定系が実用化されています。おおむね、感染後14日位経過すると90%以上の人で作られることがわかっており、その後しばらく(6か月から1年以上)血液中で検出され続けることがわかっています。どの抗体を測定するかによって意味するところが変わってきます。当院では主に過去の感染の有無を精度高く評価するRosche(ロシュ)社の抗体と、ワクチンでも使用されている、S蛋白に対するIgG抗体の検査をおこなっています。後者はワクチンの効果判定や過去の感染、免疫力の有無の評価などに有用と考えられます。